富士宮市にて「ビルマ応援の会」による写真展が開催されることとなりましたので、概要をお知らせいたします。
「アウンサンスーチーと彼女を支えた家族の写真展」
「アウンサンスーチーと彼女を支えた家族の写真展」実行委員会
まちづくりトップランナーふじのみや本舗 (NPO法人)
フィセア国際交流協会
「アウンサンスーチーと彼女を支えた家族の写真展」開催にあたって
富士宮市の皆様のご厚意により、2021年4月12日(月)~16日(金)富士宮市役所市民ホールにて「アウンサンスーチーと彼女を支えた家族の写真展」を開催いたします。
この写真展はビルマ(ミャンマー)の民主主義化を目指す中で、軍事政権によって15年もの間、自宅に軟禁されていたアウンサンスーチー女史を支援するために2009年から全国各地で開催された写真展を再構成した展示となります。
ビルマ応援の会、代表である宮下はアウンサンスーチー女史がビルマで民主化活動を行う以前から、一人の友人として家族ぐるみでのお付き合いを重ねていました。
そのご縁もあり、今は亡き、スーチー女史の夫マイケル・アリス氏のご家族から貴重な写真をお借りして、作り上げた写真を皆様にみていただける機会となります。
皆様もご存知の通り、現在、ミャンマーは民主化されて以降、最大の危機に見舞われています。
ミャンマー国軍が突然のクーデターを起こし、スーチー女史を始め、平和なミャンマーを築くためになくてならない人々が拘束や弾圧を受けています。クーデターに抗議する人々は武力によって鎮圧され、命を落とす人々も日に日に増えています。
この状況を少しでも打破するために、一人でも多くの方に声をあげていただきたい、暖かいご支援をいただきたい。
そんな思いから、再び、彼女の軌跡を辿る写真展の開催を企画いたしました。
富士宮市の皆様とミャンマーの子供達は移動図書館というご縁で結ばれています。
富士宮で16年間活躍し、その役目を終えた自動車図書館「ひばり2号」は2017年2月10日に富士宮市から横浜港へ、そして海を渡り、ミャンマーで再び子供達へ本を届けるという使命を得ました。
ひばり2号はクーデターが起きるまで、ミャンマーの北東部カチン州の州都ミッチーナからたくさんの子供達へ本を届けていましたが、現在、その活動がどうなっているのかはわかりません。
ひばり2号が再び、走り出せるように。
ミャンマーの人々に平穏な日々が取り戻せるように。
アウンサンスーチー女史が無事に再びミャンマーの為に活動ができるように。
この日本からできることを皆様のご協力を受けて行なっていきたいと思っております。
最後に、富士宮市の皆様、「アウンサンスーチーと彼女を支えた家族の写真展」実行委員会、静岡県JICAシニア海外ボランティア協会(SOVA)他の本展開催へのご協力団体に心より感謝申し上げます。
ビルマ応援の会・代表 宮下夏生